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  開設 2017年10月9日 心に思うがままに                                                                 

初候

水田地帯にて

騒音も空に溶けゆき稲刈機

騒音も空に溶けゆき稲刈機   淨至

今日は朝から快晴、誠に凌ぎやすい快適な日である。
水田地帯では、稲刈りの真っ最中でコンバインがフル稼働。
畦のコスモスが風に揺れている。
それにしても、真っ青な空にコンバインの音も吸い込まれているような。
こんなに暖かくて、よく晴れた日はこれからは滅多にないだろうな。

春分の日にて

春分の諸事そそくさに嵐くる

春分の諸事そそくさに嵐くる   淨至
今日は春分の日、彼岸の中日である。
天気予報では嵐になるとかで、慌てて墓参りの準備。
準備は昨日には済ませておいていたので簡単ではあるが。
朝は快晴で、これは幸運とばかりに、そそくさと墓参りを済ます。
風は強かったが、雨にはならず。
徐々に雲が厚くなり始めたが、風は弱まって行く。
天気予報に肩すかしをくらったような。​

春の歌声

佐保姫の歌声ひびけ山河あり

佐保姫の歌声ひびけ山河あり   淨至

今日は、朝から晴れで昨日よりは気温が上がったようだが、それでも風が吹けば肌寒い。
公園で今年初めての、土筆を見つける。
日当たりの良い南向きの斜面は、さすがに早いようだ、日当たりの悪い場所はまだまだ。
佐保姫はやっと、因幡にも春を手配してくれたようだ。
土筆が出れば、春の訪れを強く感じる。
梅も春を感じさせるが、それも寒さと同居の中の早春の趣がある。
土筆には、もう少し暖かい春暖を感じさせるのは、私だけではあるまい。

啓蟄と馬酔木

土を打つ雨もやさしき啓蟄の虫よめ覚めよ春の音ぞよ

土を打つ雨もやさしき啓蟄の
虫よめ覚めよ春の音ぞよ    淨至

今日は啓蟄、あににくの朝から小雨。
優しく降ってるような、そんな暖かい雨である。
新聞で土筆が顔を出したと報じていたので、撮影に行こうと準備するも。
しかし、この雨ではどうも迷うが、少し小止みになったので出発する。
しかし、また雨が強くなったので途中で引き返す。
それでも近くの公園で馬酔木を見つけたので、小止みの間に撮影する。
この雨では虫も出にくくなっているのではと、一首詠んでみた。
なにしろ、啓蟄に馬酔木の俳句では、そぐわないのではと感じた次第。

春装

春装もまといし風の召すがまま行雲流水花もうつろい

春装もまといし風の召すがまま
    行雲流水花も移ろい    淨至
郊外の田園地帯で菜の花を見つける 春はそこまで来ているのかと思わずにいられない
これは誠に嬉しいことではある 同時に花の命は短くてで始まるの詩があるが
時節の移ろいとともに 菜の花も散り次の花が咲き出すことは自然の理である
まさに春の装いも夏への装いの始まりであり 自然の摂理では これに逆らうことはできない
仏法の教えに紹介されている 行雲流水 という漢詩がある
直訳すれば 雲は行き水は流れる と読む
何でも古代中国の偉い哲学者の唱えた漢詩で これを仏法に取りいれたらしい
これを深読みすると 雲は風の吹かれるままに行き 水も高い所から低い所へ流れる
これに逆らうことはない 人間も自分の欲望・不満等の煩悩を捨て素直に生きれば
幸福な人生を送れるではないか という問いかけである
そして花も素直に移ろっているから 美しいのである
ちょっと気取った短歌なってしまった 恥ずかしや

雨水の風にゆれて

ゆらゆらと雨水の風の榛の木のまさか花とは思わざるなり

ゆらゆらと雨水の風の榛の木の
まさか花とは思わざるなり   淨至
公園の隅に変な木を見つける 写真の通りなんかの実に見える
撮影して帰って図鑑で調べると 榛の木(はんのき)という名と分かる
ところがウコギの仲間らしいが これが花と知り ビックリである
風になびきながらゆれている 細長い房のようなものが雄花であり
隣に見える焦げ茶色の丸い実が雌花と知りまたビックリ
それも 多くの花が集まって一つの穂を形成しているとか
まことに奇妙な花である
池とか河とか 水辺の近くに2月から3月にかけて咲くらしい 
和歌では【ハリの木】と詠まれていて 昔から親しまれていたようだ 

陽だまり

薄目ねこ陽だまりせしめ春浅し

薄目ねこ陽だまりせしめ春浅し  淨至
画像は天気の良かった昨日の撮影
陽だまりの中 スノードロップの花を見つける 日本名は待雪草と呼ぶ
西洋では春の到来を告げる花として親しまれているらしい
わが国の梅の花に相当するのかも
この時期 猫は少しでも暖かい場所を探して彷徨う
寒い日はすぐに炬燵の上に、中にへと場所を占領してしまう
昨日は暖かい日和 我が家の小屋根の日当たり良い場所を猫が占領していた
どっかの飼い猫だろうが 逃げようとしない 
叱ってもこちらに薄目の頭を向けて軽くニャーと鳴いて知らん顔
よっぽど気持ちよい陽だまりなんだろうか ほっとく事にした

犬が気になる花

ものの芽の犬が気にする香りかな

ものの芽の犬が気にする香りかな  淨至
今日は早春の晴れたよい天気 気温14度と かなり暖かい日よりであった
風も弱く もう雪なんて考えられない暖かさに誘われて公園を歩く
公園の地下には様々な草花の芽が いまかいまかと芽を出す機会を待っているのだろう
芝生を気持ちよく歩いていると 犬を二頭連れて散歩している老人がいた
ところが犬はなんかの匂いに誘われるように 立ち止まりながらまともに歩こうとしない
立ち去ったあとに行ってみると 芝生の所々に青い花を見つける
直径は小指の頭より小さいが 確かにイヌフグリである
早春に咲き始める花ではあるが こんなに小さくても匂いがあるのだろうか
犬の嗅覚は人間の十万倍の能力があると聞いたことがあるから 犬にとっては気になるのかも
そう言えば イヌフグリとは漢字で書けば【犬陰嚢】と表すそうだ
つまり犬の股間の一物と言う意味になる なんとも花にとってはありがた迷惑な名前である
犬もそれが分かっていて 同情して気になるのだろうかな

春は立つ

豆の数ただ食わぬとも春は立つ淋しさばかり齢のままに

豆の数ただ食わぬとも春は立つ
   淋しさばかり齢のままに   淨至

今日は立春 暦の上とはいえ待ちに待った春である
旧暦ではこの日が元旦となっていた 旧正月である
中国では春節として お祭り騒ぎをするらしいが
昨夜の節分の豆まきでは 年の数の豆を食えぬままであった
食えないのではなく 食う気になれないのが本音ではあるが
年々豆の数が増えていくのは 気にならないが
これを食べると自分自身がそれ相応の老人であると認めたことになり
年以上に老いぼれていくようで これにはちょっと抵抗がある
それでも立春は来てしまった 淋しさばかりが募るだけである
そんな心情を短歌にしたが これも齢(よわい)のせいかも 
河川敷の日当たりいい場所に 早々とタンポポを見つける
こんなに早く咲くのは関西タンポポくらいだろう
やはり 寒さの中でも春の鼓動は確実に強くなっているようだ

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